5月6日精密検査。
手術を前提とした検査も行う為、いろいろ行う。採血から始まりCT検査、頸動脈エコー、生理検査等。
こうした実際の検査等を受けていると先日までの混乱した感情から、幾分落ち着いた気分になれる。治る治らない以前の段階だし、ガンがどこまで進行しているかも定かではない。情報過多の現状は余り僕には良い事はないと感じ始めていた。
CT結果説明
予定どおりガンである。上行結腸ガンのようだ。転移の可能性ありという所見だか転移しているだろうという診断だ。と同時に腸重積も起きているので腸閉塞の懸念が高く、早いタイミングで手術すべきと言われた。また、下部内視鏡検査を5月10日に行う事となった。そして外来内科から外科へ担当が移譲されるそうだ。
酷いショックを受けてしまいそうな一日だったが意外と平然としていられた。ここ数日、余計な情報のせいで自分が直ぐ衰弱してあっけなく死んでしまうような錯覚をしていた。だが実際何も始まっていないという事、そして余命という言葉は使いたくないが、残りの人生が健常者と比べ短いものになったとしても朗らかに過ごしたいという気持ちで少し前向きになれたという事なのだろう。
コメント