昨日の精密検査にて自分がガン治療を行う事が明確になった。正式にガン患者になったという印象だろうか。5月10日には下部内視鏡検査を行い、翌日には外科の担当医師が決まるそうだ。
友人Tに連絡した。Tとはかれこれ20年以上の付き合いになるが、普段はふざけた愉快な男が僕の話を聞いて携帯電話ごしにでも声が沈んで行くのが判る。そうなのだ、ガンは他人の元気まで奪うのだ。これではいけないと思い無事に回復してみせると約束する。不治の病の印象が強いガンだが最近の治療の進化は目覚ましく、完治した方も沢山いるのだが近親者のガン罹患にはやはり重苦しい気持ちなる。そして今回は僕が重苦しさの発信源になった。自分が元気じゃないのは仕方がないが親しい人間の元気まで奪うのは流石に辛い。
願わくば僕の周りの人達(僕を含めて)が僕の病気に元気を奪われずに過ごせたらと思った。それにはとにかく僕自身が元気で朗らかに居なければと思った。実際はそう簡単じゃあないんだろうけど、、。
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