本日は西暦2022年11月19日だが、遡ること約7ヶ月。
地元医療センターにて外来内科の医師に告げられた一言が記念すべき癌との出会いとなる。
もともとストレスで胃が痛くなる事があり胃薬でも貰おうと軽い気持ちで訪れた近所の内科の先生が、
「フーン。胃が痛いんですか?年齢も55歳って事だし一度胃カメラでも飲んで来たらどうですか?ウンウン、、。」
という具合で紹介状をもらい精密検査を行う事となった。
もともと病院嫌いだし、そもそも胃痛とは長い付き合い。これまでも薬局の胃薬を飲んで済まして来たしそれで治っていた。3月末に大きな仕事が片付いて胃痛そのものも消えかかっていた。「精密検査かぁ、、。面倒だなぁ、、。胃カメラ嫌だなぁ」などと愚痴をこぼしながら向かった地元医療センター、時は西暦2022年5日2日。
面倒だと思いながらも目前に近づいた5月連休の予定などを考えて軽い気分で挑んだ腹部エコー検査。
ここからである。過去に腹部エコーは経験があるがこの日のスタッフの様子がどうもおかしい。
スタッフの一人が延々とモニターを見ながら検査を進めるが時々同僚に意見を求めに走る。
素人の僕にもなにやら不吉な感じが伝わる、程なく検査は済んだ。
担当医師との問診。
「Zさん、、。まだはっきり判りませんがエコー検査結果を見る限り、おそらく癌でしょうね。」
細かい見解を聞かせてくれたが癌という言葉で僕の脳みその9割はフリーズした。若い外来内科の医師と隣で控える看護師に引きつった微笑みでかろうじて受け答え出来たであろうがフリーズ状態だったので記憶が定かで無い。
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